ヤクルトボトルの形の秘密 ドイツのヤクルトの箱を見てビックリ
こんにちは。だいみにです。
ドイツで暮らしている10歳と16歳の男の子のお母さんです。
今日は子供たちが大好きなヤクルトについて書いてみたいと思います。
ドイツでは3種類のヤクルトが販売されています。
赤と緑のヤクルトは近所の小さなスーパーでいつでも買えます。水色のヤクルトは大きなスーパーに行くとあります。どのパックも6本入り3.29ユーロ。1本70円強。日本に比べるとかなり高いですが売れ行きはよさそうです。
赤はオリジナル。
緑はヤクルトプラス。ビタミンCと食物繊維が付加され糖分は控えめです。
水色はヤクルトライト。ビタミンDとEが付加され糖分とカロリーは控えめです。
水色は写真を撮る前に中身がなくなっていました...
”ヤクルトは今年で85歳。小さなボトルが1935年に日本で誕生してから、今や世界40か国以上で販売され毎日4000万本以上売れています。”
そう言えばオーストラリアでもカナダでも買っていた覚えがあります。外国のスーパーにある日本代表のような存在です。
よくよく箱を見てみるとちょっとした発見が!
”1930年、早くも日本の医学博士代田稔氏が生きたまま腸に届くLカゼイシロタ菌の珍しい株を選んで栽培しました。”
ここまでは何となく聞いたことがある話。
”1968年に日本のデザイナー剣持勇氏によって日本の伝統的なこけしが生まれました。こけしは現在のヤクルトボトルのモデルとなりました。”
なんとあのユニークなヤクルトボトルはこけしがモチーフにされたものだったのです!
日本にいたらきっと気づいていなかったと思います。
外国にいると妙に日本が恋しくなって、日本のものがあるとついじろじろ観察するのが癖に...。
ますますヤクルトに愛着が湧きました!
「空から何降らせたい?」子供のかわいい質問に癒される
こんにちは。だいみにです。
ドイツで暮らしている10歳と16歳の男の子のお母さんです。
次男にかわいい質問をされました。
次男「空から何降らせたい?」
私 「え?空から?うーん。」
今まで自分が空から何か降らせるなんて考えたことないからすぐに思いつかへん...
考え込んでいると...
次男「ぼくはレゴかな。」
あーなるほど。次男らしい!
私 「それはええなー!」
と言いながらレゴが体にバチバチぶち当たっている図しか思い浮かべられない私。
次男「それも色んな形の。何でも作れるやん。」
きらきらお目目でそう言われると、少々痛くても我慢できる気がしました。
ドイツのスーパーで見つけた殻付き牡蠣が激安だった
こんにちは。だいみにです。
ドイツで暮らしている10歳と16歳の男の子のお母さんです。
いつものスーパーで殻付き牡蠣を見つけました。
なななんと12粒の牡蠣がナイフ付きで7.99ユーロ、約1000円です。
あまりの安さに買うのを躊躇していたのですが、「ええい!」と勇気を出して買ってみました。
開けてみると...
ごつい牡蠣がガッツリ入っていました。見た目はえらい豪快で1000円の価値はとっくに超えてそう。
生で食べたい欲望にかられましたが、1000円でお腹痛になる勇気もないので殻ごとフライパンで蒸してみました。
結局、身は縮みましたがレモンをかけておいしくいただきました。
まだロックダウンで出かけることもできず、毎日同じことの繰り返しでうんざりしていたときにちょっとしたワクワクを感じることができてよかったです。
ドイツの子供たちのロックダウン中の春休み
こんにちは。だいみにです。
ドイツで暮らしている10歳と16歳の男の子のお母さんです。
ドイツの学校も春休みになりました。
といってもドイツはまだロックダウンで、通学できるようになってからも次男は隔日通学だったので「やったー! 春休みやー!」なんて喜びは全くなく「また休みか...」となんだか悲しそうです。
もう1年分の家で過ごす時間を満了しちゃってるんじゃないかと思います。
ロックダウンでまだレストランも閉鎖されたまま。どこにも出かけることもできず...そんななか次男の所属しているサッカークラブのコーチが臨時練習などを企画してくれました。
通常は週2回クラブのサッカーフィールドで練習があります。これも3月になってやっと再開されたばかりです。
春休みの2週間はそれ以外の曜日に近所の公園(というかやたら広い場所)で朝の2時間の臨時練習や自転車ツアーまであります。有難いことに私たちが住んでいるところは、田舎ではないのですが自然がたくさんあって、サイクリング用の道も整備されています。
コロナが始まってから長い間練習も試合もできなくなって、まともに体を動かしていなかった次男にはキツそうですが、サッカーができる日が戻ってきたことは嬉しい限りです。
関西人の親を持つ子の日常会話
こんにちは。だいみにです。
ドイツで暮らしている10歳と16歳の男の子のお母さんです。
私は27歳まで関西で過ごした生粋の関西人です。
人生の半分以上を外国で過ごしている次男にも、その血はちゃんと受け継がれていました。
窓の外に友達を見つけた次男。遊びに行く準備を始めました。
次男「歯磨きしてお風呂入って、行ってきまーす。」
私 「はい」
次男「突っ込めよー。何か気まずいわ...」
やっぱりオチがないと気持ち悪いらしいです。
ドイツに来て初めて知った「シャウエッセン」の名前の由来
こんにちは。だいみにです。
ドイツで暮らしている10歳と16歳の男の子のお母さんです。
今回はWurst(ソーセージ)について書いてみたいと思います。
日本で大好きだった「シャウエッセン」や「アルトバイエルン」。
ここドイツに来たことによって日本にいたときには全く気づかなかったことに遭遇しました。
ドイツがソーセージで有名な国であることは周知の事実だと思います。大量のビールと一緒に味わうしょっぱいソーセージはおつまみとしてはまさに適任だと思います。
そしてドイツには日本では見たことがないようないろいろな種類のソーセージがあります。
興味のある方はこちらをぜひ。
こちらは日本と見たかんじ同じような茶色いソーセージ。我が家の常連です。
しかし「シャウエッセン」や「アルトバイエル」のような「パキッ!肉汁ジュワッ」ってな味わいではありません。皮がある合成ハムのようなかんじです。
ソーセージの国ドイツにいながら、私たち家族は日本のソーセージの肉汁に思いをはせているという何ともちぐはぐな状態になっています。
日本にいたときには気にも留めていなかった「シャウエッセン」という名前。
ドイツにきてわかりました。
schauen(見る) か Schau(見せるもの) + essen(食べる) か Essen(食べるもの)
動詞か名詞か想像はつきませんが、なんとなく「すてきな食べ物」っぽい名前だと思われます。
「アルトバイエルン」の方はそのままです。
alt(古い) + Bayern(バイエルン地方)
altbayernはバイエルン州の南東部です。ソーセージはドイツのいろいろな地域で発祥し、おのおのの歴史を持っています。「バイエルンの伝統的なおいしさ」っていう名前かと思われます。
私が住んでいる地域では、日本ではあまり食べられていないWeißwurst(白ソーセージ)がよく食べられています。うちの子供たちはあまり好きじゃないので買わなくなってしまいましたが...。
湯煎して皮をむいて甘いからしをつけて食べるんです。
甘いからし、スーパーにびっくりするほどすごいスペースを占領しています。
初めは何に使うのか分からず、ミステリアスな食べ物だと思っていました。
味はジャム入りの粒マスタード、甘いのか辛いのかわからないかんじです。
みたらし団子のあの感覚です。
タイのスイートチリにも近いものが。
甘辛いって結構魅力ありますねー。
ご飯を入れるのになぜ「茶碗」? 加勢大周を思い出した私
こんにちは。だいみにです。
ドイツで暮らしている10歳と16歳の男の子のお母さんです。
ドイツの学校に行っている次男は数年後の帰国に向けて、塾で日本の国語を勉強しています。
只今「ことばのきまり」の宿題中。
次男 「お母さん、『じゃわん』って何?」
私「???」
次男 「ゆのみぢゃわんって書いてある。」
私 「あー、お茶飲むコップよ。」
「ゆのみじゃわん」か「ゆのみぢゃわん」のどちらか正しい方を選ぶ問題でした。
わかりやすいように漢字で書いて説明しようとしたところ...
私「『湯飲み茶碗』って書くんやで。『茶碗』はいつもご飯食べるやつね。その『茶碗』のお茶(お湯)飲む用は『湯飲み茶碗』っていうねん。」
ん? 自分で言いながらなんかおかしい気が...
そもそも「茶碗」って名前なんだから、「湯飲み」なんかつけんでもお茶入れて飲んだらいいんじゃね?
それにご飯入れるのに「茶碗」って名前ミスマッチすぎるやろ。
疑問に思ったので調べてみると、「茶碗」は元々お茶を入れる入れ物だったけど、後々ご飯を入れるようになったとのこと。
「茶碗」の茶はご飯に名前を奪われ、仕方なく改名して「湯飲み茶碗」にしたということなのか。
坂本一生に一時名前を奪われた加勢大周は茶碗の気持ちがわかったかもしれないな...なんて考えていると
次男「『湯飲み茶碗』って『馬から落馬』みたいな言葉やなー」
回りくどい感じでは似てるけど、いい間違えの「馬から落馬」とは一緒にしてほしくないかも。『湯飲み茶碗』には歴史があるし。苦労感漂ってるし。
私 「さあさあ、じゃあ『ゆのみじゃわん』か『ゆのみぢゃわん』はどっちが正解?」
次男 「まあどっちでもええやん」
いやいや。あかんやろ。
また話最初からせなあかんのかー