ドイツ暮らし保育士お母さんの気づき

ドイツで暮らしている2人の男の子のお母さん&保育士です。海外生活で起こる(かもしれない)ことや親子の会話をサクッと読める記事にしています。育児や保育に関すること、趣味の日本語研究と人間観察なども...

【ドラえもん】「カタカナ+ひらがな」の言葉の効果とは

こんにちは。だいみにです。

ドイツで暮らしている10歳と16歳の男の子のお母さんです。

次男に質問されました。 「ドラえもん ってなんで『カタカナ+ひらがな』なの?」
 

そう言われてみれば、タイプするとき私も毎回そう感じていたのを思い出しました。
早速調べてみると、こちらのブログが教えてくれました。

doraemon555.hatenablog.com

 

理由がドラえもんのただの物忘れだと知った次男は一言。

次男「なんかダサい」

私「ダサい? ダサいも『カタカナ+ひらがな』やで」

次男「なんで?ダサはカタカナなん?」

なるほど。言われてみれば変だな。新たな疑問が。

もう完全に死語になっていますが「ナウい」は、nowが語源だからカタカナであっても文句はありません。

じゃあ「ダサい」の「ダサ」って何語?

なら「ウザい」のウザは?」

「イケる」は「行ける」だから完全に日本語だ!

どれも日本出身なはずなのになぜカタカナなんだろう。
考えれば考えるほどわからなくなります。

 

どうやらどれもこれも「俗語」のようです。ちょっと「イカしたナウい言葉」にするためにカタカナでハイライトしてるってな感じでしょうか。
 

ところで前出のブログによると、「ドラえもん」の起源は「どら(猫)右衛門」だったとのこと。「ドラえもん」の「ドラ」がカタカナになっているのは、50年前の藤子不二雄先生がちょっと「イカしたナウい言葉」にしようと考えた結果だったのでしょうか!?

 

余談ですが、「どら猫」といえば「お魚くわえたどら猫」。誰もが知っているサザエさんのオープニング曲です。ドラえもんの初連載が始まったのも、「サザエさん」のテレビ放送が始まったのも1969年。当時は食べ物を盗む「どら猫」が日常的に活躍(?)していたのでしょう。時代の流れとともに、「どら猫」の存在自体が見られなくなり、「どら猫」という言葉も「サザエさん」がなければとっくに使われなくなっていたに違いありません。10歳の次男が、意味はわからずとも「どら猫」という言葉を知っていたのは「サザエさん」のおかげです。

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daimini.hatenablog.com