ドイツ暮らし保育士お母さんの気づき

ドイツで暮らしている2人の男の子のお母さん&保育士です。海外生活で起こる(かもしれない)ことや親子の会話をサクッと読める記事にしています。育児や保育に関すること、趣味の日本語研究と人間観察なども...

子供の想像力を伸ばす遊びは「おててえほん」がおすすめ

 

こんにちは。だいみにです。

ドイツで暮らしている10歳と16歳の男の子のお母さん&保育士です。

今日は子供の「想像力」について書きたいと思います。

 

私は補習校の年長さんクラスの担任をしています。
私のクラスでは「おててえほん」を保育に取り入れています。

「おててえほん」は、両手を本のように開いて、子供が頭の中で描いたお話を自分の言葉で話す遊びです。HNK教育テレビの子ども番組 「みいつけた!」でも放映されていました。

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自宅で遊んだ「おててえほん」を、お家の人に文で記録してもらい、子供がその情景を絵で描いて提出してもらいます。なんだか難しくかんじるかもしれませんが、自由な発話や描画は子供にとってはとても簡単なことなのです。

「想像力」が山盛りの作品を目にすると、さすがだなーと感心してしまいます。
女の子の「おててえほん」には、プリンセスやかわいいキャラクターが登場したり、動物に名前をつけて一緒に遊んだり... 
男の子は冒険や悪者をやっつけるお話が多い気がします。
日常や旅のようなお話を書く子もいます。
子供たちのおてて絵本には子供たちの頭の中が反映されているようでとても興味深いです。
 

豊かな「想像力」にはいいことしかありません。
本も漫画もゲームやテレビの内容も、誰かの「想像力」の賜物です。誰かが考えてくれた新製品を求めて、私たちは買い物を楽しむことができます。私たちが使っているものはすべて人間の想像力によって生み出されたものです。スーパーに並んでいるカレー粉の中身もパッケージも誰かの発案です。さらによいものにするためにも「想像力」は不可欠なのです。

人間関係においても「想像力」は大切な役割を果たしています。相手の気持ちが想像できなければうまくコミュニケーションをとることができません。言葉のキャッチボールも「想像力」が作用しています。

毎日の生活においても
レシピを見て作ったことのない料理に挑戦してみようと思ったり... 
雑誌を見て新しいファッションが自分に似合うか考えてみたり...
知らない場所の写真を見てどんなところなのかな、行ってみたいなと思ったり...
すべて「想像力」がなせる業なのです。

日常生活で大いに存在感を発揮する想像力」。子供の頃はみんなたくさん持っていたはずなのに、残念ながら成長するにつれて少しずつ目減りしていってしまいます。できることなら子供たちには山盛りの「想像力」を持ったまま大人になってほしいと思います。「想像力」が多ければ多いほど、選択肢の多い面白い人生になるからです。

情報過多の現代では、考える前に答えを提示される場面が増えています。子供たちが自由な発想で、オリジナルの答えを見つけるきっかけとして「おててえほん」は大活躍すると思います。

子供と一緒に「おててえほん」で遊ぶと、話している子供だけでなく、聞いている大人もいっしょに楽しむことができます。子供の頃の自分を思い出して、わくわくする感覚を取り戻せるなんて素敵ですよね。