ご飯を入れるのになぜ「茶碗」? 加勢大周を思い出した私
こんにちは。だいみにです。
ドイツで暮らしている10歳と16歳の男の子のお母さんです。
ドイツの学校に行っている次男は数年後の帰国に向けて、塾で日本の国語を勉強しています。
只今「ことばのきまり」の宿題中。
次男 「お母さん、『じゃわん』って何?」
私「???」
次男 「ゆのみぢゃわんって書いてある。」
私 「あー、お茶飲むコップよ。」
「ゆのみじゃわん」か「ゆのみぢゃわん」のどちらか正しい方を選ぶ問題でした。
わかりやすいように漢字で書いて説明しようとしたところ...
私「『湯飲み茶碗』って書くんやで。『茶碗』はいつもご飯食べるやつね。その『茶碗』のお茶(お湯)飲む用は『湯飲み茶碗』っていうねん。」
ん? 自分で言いながらなんかおかしい気が...
そもそも「茶碗」って名前なんだから、「湯飲み」なんかつけんでもお茶入れて飲んだらいいんじゃね?
それにご飯入れるのに「茶碗」って名前ミスマッチすぎるやろ。
疑問に思ったので調べてみると、「茶碗」は元々お茶を入れる入れ物だったけど、後々ご飯を入れるようになったとのこと。
「茶碗」の茶はご飯に名前を奪われ、仕方なく改名して「湯飲み茶碗」にしたということなのか。
坂本一生に一時名前を奪われた加勢大周は茶碗の気持ちがわかったかもしれないな...なんて考えていると
次男「『湯飲み茶碗』って『馬から落馬』みたいな言葉やなー」
回りくどい感じでは似てるけど、いい間違えの「馬から落馬」とは一緒にしてほしくないかも。『湯飲み茶碗』には歴史があるし。苦労感漂ってるし。
私 「さあさあ、じゃあ『ゆのみじゃわん』か『ゆのみぢゃわん』はどっちが正解?」
次男 「まあどっちでもええやん」
いやいや。あかんやろ。
また話最初からせなあかんのかー