【校則】ドイツでは「買い食い」は日常茶飯事
こんにちは。だいみにです。ドイツで暮らしている10歳と16歳の男の子のお母さんです。
ドイツと日本の学校の校則には大きな違いがあります。
今日はドイツの学校の通学時の「買い物」や「買い食い」のきまりについて書いてみたいと思います。
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まず小学校についてです。ドイツの小学校は1年生から4年生までです。4年生の次男の小学校では、通学途中の「買い物」や「買い食い」に関するきまりは何もありません。
学校のキオスクでBrotzeit(午前のおやつ)のパンが買えるので、時々学校にお金を持たせます。次男はBrotzeitのお金が余ると、帰り道にあるお店で10セントのチュッパチャプスを買って食べています。コロナ禍になる前は、友達とアイス屋さんで1ユーロ30セントのシングルコーンを買っていることもありました。次男に持たせる財布には3ユーロ以上は入れていません。いろいろなことを考えて自分で計算して使っているようです。
ドイツのスーパーは朝早くから開いています。次男の友達は、学校に行く途中のスーパーで時々Brotzeitのためにパウンドケーキを買って行くようです。
小学生が通学途中にお店に行って何を買っても、アイス屋さんでどんなアイスを買っても、誰にも学校にも咎められることはありません。
小学生以上(日本の学校で言うと小学校高学年や中学生)の兄さん、お姉さんも、帰宅前にケバブ屋さんやピザ屋さんにいるのをよく見かけます。朝はスーパーやパン屋さんでBrotzeitを買うためによく並んでいます。
日本では小、中学生が通学時に「買い物」や「買い食い」をするなんてありえないと思われるかもしれません。国によって認識が違うとはいえ、通学時に「買い物」や「買い食い」をしてはいけない理由は何なんでしょうか。一体学校にどういう迷惑がかかるんでしょう。もしかして何らかの迷惑がかからないように先手を打っているのかもしれません。