【サッカークラブ登録編】海外旅行では味わえない生ドイツ①
はじめましてー。だいみにです。
ドイツから発信しています。
主人の駐在に伴って家族でドイツに来て3年目になります。
来たばかりのときは何もかもわからず、ただただびびっていました。
今回はその時のことを書きたいと思います。
私も子供もオーストラリアやカナダで長期滞在の経験があったので、外国で暮らすことに抵抗はなかったのですが、ドイツは予想をはるかに超える異次元でした。
いつもなんとかなるわ精神で突き進んできた私でしたが、ここドイツでは本当に参りましたー。周りの人は宇宙人かと思うほど何を言っているのかわからないんです。買い物に行くだけでもレジが怖い! ドイツ語を全く勉強して来なかった(自分の)せいで、数字もわからずパン屋でパンも買えませんでした。
出発前の私のドイツのイメージは、だいたいみんな英語をしゃべってくれる。(←グーグル先生が教えてくれた。)
全然違ってました。
それでも子供の生活基盤をはやく作ってあげないと! と奮闘する毎日でした。
長男13歳はインターナショナルスクールに入学しました。出発前から学校とはメールでやり取りしていたので手続きは比較的スムーズにいきました。
次男7歳は日本人学校に入学しました。(数ヵ月後ドイツの小学校に編入しました。)
そして一番大変だったのが次男のサッカークラブへの入団でした。小さいときからサッカーをしていた次男に何としてもはやくサッカーをさせてあげたい一心でした。
ドイツはご存じのとおりサッカーが盛んでクラブチームもたくさんあります。一番家から近いクラブチームのHPを翻訳しながら見るところから始まりました。事務所が金曜日の夕方しか開いていないことがわかりとりあえず行ってみることに。
そこでいきなり(私には)ありえない展開が...。事務所にいたおじさんはドイツ語しか話してくれないので、グーグル翻訳の音声機能を使って意思の疎通を図ることになったんです。まさに宇宙人との交信です。それが恐ろしく煩わしい...おまけによくわからん。
埒が明かないので英語ができる誰かに助けてもらおうと思いました。(←このときはまだほとんどのドイツの人が英語をしゃべると信じていた。)
ドイツのサッカークラブはだいたいレストランと提携していて、敷地内にレストランがあります。そのクラブのイタリアレストランの人に助けを求めることにしました。 が、レストランのスタッフはイタリア語とドイツ語しか話さないと...
一体どうやったらうちの子クラブに入団できんねん...
あたふたして途方にくれていると、レストランのお客のおじさんが英語で話しかけてくれました。事情を話し、その全然関係ないおじさんを、サッカーの事務所に連れて行き、通訳してもらいながらなんとか登録することができました。
そして数日後、初練習の日。これでやっと息子はサッカーができる! と思いきや、コーチがドイツ語しか話してくれず撃沈。子供も私も何もワカラナイ...
まさに外国での生活の大変さを痛感しました。
この国で現地の人たちと絡むなんて絶対無理やん...
お先まっ暗や。
子供にサッカーさせてあげたいだけやのに...
困難が多すぎる。
理想と現実との格闘についてはこちら。