ロックダウンが子供にもたらした予想外の悲劇2
こんにちは。だいみにです。
ドイツで暮らしている10歳と16歳の男の子のお母さんです。
ロックダウンによる2か月に及ぶ学校閉鎖が開けました。
やっと学校が始まっていつもの生活に戻れる!と思いきや、なんと長男が以前と全く違う体形に。
ぐーたら生活がたたり制服が入らなくなっていました。
1週間の付け焼刃ダイエットで何とかすべてのボタンはしまったのですが、ワイシャツには首絞められ、スラックスのおしりと太ももはタイツのようにぱつんぱつん。
いつはち切れるかという恐怖と共に、とりあえずそのまま学校へ行きました。
そのときの様子はこちら。
私の心配をよそに長男は意外と元気に帰ってきました。
久しぶりの学校であったことをペラペラしゃべって、ぎゅうぎゅうのはずの制服をなかなか脱ごうとしません。見てる方が苦しいので「はよ脱いだら?」と言うと、「弁当食べんかったから大丈夫」と長男。どこかがはちきれることが心配で食べられなかった様子。
長男が持参した食べ物は、弁当、モーニングティーのドーナツ、チップス小袋。いままでだと「足らんかった」と言って帰ってくるところが、今日はなんとドーナツだけしか食べなかったと。
ところがジャージになったとたん「あーおなかすいた。ラーメン食べたい!」
長男は付け焼刃ダイエットのため、1週間前から食べたかったラーメンを我慢していました。見た目はともかく制服がなんとか入ったので、「もうラーメン食べてもええんちゃうか」と思ったようです。まあそれはいいのですが...
彼が食べたものを紹介しましょう。(自分でさっさと準備していました)
豚大根とゆで卵入りラーメン、締めでスープにご飯2杯。
デザートにシリアルどんぶり1杯。
そして「宿題するわ」と言って部屋に行ったはずなのに、なんとなんと寝てました...
「このままやと絶対あかん!明日も同じ制服を着なあかんこと忘れたんか⁉」
何回言っても反応なし。ごめんやけど諦めさせていただきました。
予定通りだと明日新しい制服が届くことになっています。
せめてそれまで、ボタンよ、そのままでいてくれー。
もうかなりあやしいけれど、ズボンよ、はちきれないでくれー。
こんなしょうもない心配をする人が世の中には何人いるんだろう。