母の無償の愛に感謝
今週のお題「感謝したいこと」
私は母に感謝しています。
こんにちは。だいみにです。16歳と10歳の息子たちのお母さんです。
私の母は説教じみたことを全く言わない人です。見栄を張ったり、いいかっこしたりすることもありません。
おかげで私は子供のころから自由に生きてきました。進学も就職も自分で決めるのが当たり前だと思っていました。大人になってから、親の期待に答えるために自由な子供時代を過ごせなかった人がいることを知りました。それからは自分の幸せな境遇をしみじみと感じるようになりました。
母が自分の友達(Mさん)の話をしてくれたことがあります。その話を聞いたのは、私が当時5歳の長男と、次男の出産のため里帰りしていたときだったと思います。
今から40年ほど前、Mさんはあまり裕福でなかったため小さなスーパーで長時間仕事をしていました。小学生のMさんの子供は、学校から帰っても家に誰もいないので、お母さんのMさんが働いているスーパーによく来ていました。ある日、スーパーの店長がMさんに言いました。「最近、万引きが多いんだけどMさんの子供さんじゃないよね?」Mさんはパニックになり、子供に「万引きしたのあなたじゃないよね。」と言ってしまいました。それから親子関係がギクシャクしてしまい、子供が大人になってもいい関係になれなかったということです。
そして私の母は言いました。「なんで自分の子供を信じてあげれんかったんやろな。親に信じてもらえないなんて、その子ほんまに辛かったやろな。親が信じてあげな誰が信じてくれんねん。」
それを聞いたとき、母がどんなふうに私を育ててくれたのかがわかり胸が熱くなりました。確かに母はいつでもどんなときでも私の見方でいてくれていると、私は信じて疑いません。母が私を裏切るなんて考えたこともありません。
母が私にしてくれたことは今、私の子育ての指針となっています。
無償の愛で育ててくれた母にありがとうと言いたいです。