ドイツ暮らし保育士お母さんの気づき

ドイツで暮らしている2人の男の子のお母さん&保育士です。海外生活で起こる(かもしれない)ことや親子の会話をサクッと読める記事にしています。育児や保育に関すること、趣味の日本語研究と人間観察なども...

次男の危機管理能力が長男の3倍以上でおもしろいという事実

こんにちは。だいみにです。

16歳と10歳の男の子のお母さんです。

今日は兄弟あるあるについて書きたいと思います。

 

子供には何回同じことを注意しても右から左で疲れます。
これは長男も次男もどちらも同じなのですが、時に次男のすばらしく納得させられるパフォーマンスにびっくりさせられます。

学校から帰ってきてばらまかれた次男の鞄の中身。何かを探していたよう。
「片付けてよー」といい続けて3時間。鞄はまだそのまま。

今度は「ごはんよー」と何回呼んでも来ない長男。とうとう噴火し始める私。「こっちは揚げ物の途中にわざわざ呼びに来とるねん! 寝ころんでるだけなんやったらはよ来んかいな!!!」

長男の部屋から戻ってくると、次男の鞄はすっかり片付いていました。
飛び火が飛んで来る前に逃げたもよう。

これって環境から学んでるのかなと思っていたのですが、あることを思い出して、もしかして危機管理能力のせいなのかなと思い始めました。

長男が7歳、次男が1歳だったと思います。次男との意思疎通はできていました。
突然降り始めた雪が嬉しくて、9時になってもふざけあってなかなか寝ようとしないふたり。今考えるとそんな怒らんでもいいのにと思うのですが、当時の私は「ええかげんにせー!  雪が見たい人はベランダに出ていいよ!」と言って窓をはり開けました。「誰かな。出るのは?」と言うと長男は「誰もいません。」と言い、次男はすでに大声で泣いていました。

お母さんが怖すぎたのか、お母さんが怒ってることが悲しかったのか!?
泣いてるとお母さんはもう怒らないと思ったのか!?

この「先に泣いておく作戦」は、今でも兄弟喧嘩の締めによく使われます。何もされていないのに、時には自分が悪いのに、私が到着する寸前に泣き始める次男。長男が悪いとアピールするためです。
それが本当にうまくて昔はよく騙されていました。長男には悪いことをしたなと思っています。今では少し長男を大目にみることがあります。

 

不器用ですが真面目な長男、世渡り上手な次男、それぞれ特徴を生かして立派な大人になってほしいものです。

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