外国暮らしの子供の「なんか変な日本語」とは
こんにちは。だいみにです。今日はインターナショナルスクールに通う16歳の長男の「なんか変な日本語」について書きたいと思います。
次男の「なんか変な日本語」はこちらです。
長男は日本で生まれ3、4歳をオーストラリア、10、11、12歳をカナダ、14、15、16歳の現在はドイツで暮らしています。家では日本語で話していても学校の時間が長くなり、日本語で書いたり読んだりする時間が少なくなると、日本語がだんだん弱くなってきています。長男の日本語がおかしいときは、すぐその場で間違いを正すようにしていますが、時にはどう訂正すればいいのかわからないものもあります。
ここで長男の「なんか変な日本語」を紹介させてください。
「一瞬の俊敏さ」
長男「僕はバドミントンのような『一瞬の俊敏さ』が必要なスポーツが好きやねん。」
正解は「瞬発力」
「嵐の人気力は強い」
長男「若い人が出てきてもまだまだ『嵐の人気力は強い』なー。」
正解は「嵐は人気がある」
「声色が低い」
長男「あの人『声色が低い』から体調が悪いのかな。」
これに至っては私には正解がわかりません。「声色」は声の色だから高低では表さないことはわかるのですが、体調と関係があるのかどうか。もしかして「顔色が悪い」と勘違いしてるのかとも思ったのですが、本人が声のことだと言います。「声が小さい」ことかと聞くとそれだけではないと...そんな日本語あったっけ!?
どれもこれも私には長男が言いたいことは確実に伝わっているのですが、ただ不自然なんです。今後長男が日本で暮らす道を選んだとしたら、しばらく苦労するにちがいありません。
2言語を同時進行で習得することは一筋縄ではいきません。