子供による「かわいい人体の不思議」とは
こんにちは。だいみにです。
ドイツで暮らしています。
今日は10歳の次男の日常をご紹介します。
突然次男に言われました。
「おかーさーん。ぼく、べろにえら呼吸があるのに気づいた!」
ん? べろにえら呼吸。何のことやら意味不明なのですが、いつものことなので冷静に考えてみました。 まず「べろ」は舌だということは確かです。
次に「えら」、どうやら舌の裏側の真ん中にある縦すじのことのよう。
そして「呼吸」はえらと相性がよいから、勝手にくっつけて「えら呼吸」としたことが判明。
確かに舌の裏に「何か」あります。何の役目を担っているのか、ましてや名前さえもわからない「何か」が。 私も存在だけは気づいていました。次男に言われるまで見て見ぬふりをしていた「何か」が、急に取り沙汰されることとなりました。
次男と「べろにあるえら呼吸」について考えていると、昔の私が甦ってきました。
子供のころ、目の下まぶたの内側に小さな穴があるのが不思議でなりませんでした。涙が出てくるところだと知らず、もしかして自分にだけあるのかもと思っていました。
次男には「何か」の正体を説明してあげることはできませんでしたが、「えら呼吸」という呼び方が大きく外れていることは伝えました。
次男は呼び方なんかには興味はない様子。
「もう一回、鏡で見てくる!」と言って去っていきました。