【現地校生活編】海外旅行では味わえない生ドイツ③
こんにちは。だいみにです。
ドイツで暮らし始めて3年目になりました。
大正解だった次男の現地校の選択はこちら。
生徒が300人以上いる学校で日本人は次男一人だけです。ですが4年生になった今では友達にも恵まれ、外国にいることを感じないほど普通に小学校生活を送っています。家にいても窓から友達が遊んでいるのが見えると「あそんでくるわー」っと言って出ていきます。
今では平穏な(でもないですが以前に比べると...)日々を過ごせるようになりましたが、ここまでくるまで親子共々いろいろありました。
学年を落としてドイツの小学校を1年生から始めた次男は、数ヵ月後、急に2年生になりました。ドイツ語の知識はほとんど無でしたが、カナダにいたのでアルファベットが書けたのと、1年生の算数が(当然ながら)よくできたからです。
ドイツでは2年生で万年筆で筆記体を習います。数ヵ月出遅れた分大変そうでしたが、なんとかこなしていました。飛び級(?)したことでぼくってやるやん!と思ったようでそれがいいかんじでモチベーションになったのかなと思います。
ドイツの公立小学校は先生のフォローもきっちりしていて(とくに低学年には)とてもよい教育環境だと思います。クラスには数人、次男のように外国(アフガニスタン、ベネズエラ、ロシア...)から来ている子供がいます。ドイツ語が定着するまで取り出し授業もしてくれます。
ドイツの多くの学校は、授業が午前中だけなんです。(学校やクラスにもよります。)
午後は学童があります。学童で宿題をさせてくれるので、これまたありがたいです。私が役不足なので...。
コロナ禍で家勉になったしまったときは、問題の意味がわからずグーグル翻訳片手に泣きました。私も基礎のドイツ語は習いに行ったのですが、次男のほうがレベルが高くなってしまって私にわかることは何もありません。問題の意図もわからんってかんじです。(もちろん意味はすでに調べてるんですよ。)一番手ごわかったのは、ドイツ語の詩でした。だいたい意味もわからんのに韻をふんでる回数やパターンなんか知らんわー!ってかんじでした。そもそも日本語の詩のことすら聞かれたら困るくらいのレベルなのに....
息子よ!もうお母さんのことは気にせず先に行ってくれ!
自分でグーグル翻訳を使えるようになって私の出番は一切なくなりました。
そうこうしているうちに、次男はもう4年生になっていました。
ドイツでは5年生から成績順にギムナジウム、レアルシューレ、ホッホシューレの3つの学校に分けられます。人生の別れ道です。だから4年生はみんな一生懸命勉強する(または親にさせられる)んです。
先生との面談が恐怖です。
↓ 次男の学校の宿題です。オランダについて調べてポスターにしました。
ドイツ語がわからない親の苦悩についてはこちら。